こんにちは、結婚前は高齢者施設で4年働いていたかじたまです!
マダム
とお困りではありませんか?
高齢者の施設見学に行くときはハード面(建物・設備)とソフト面(人・サービス)の両方をチェックするようにしましょう。
この記事では高齢者施設の見学でチェックすべきポイントについてまとめているので、
- 高齢者施設の見学に行く予定がある
- 施設見学でなにを見てきたら良いのかわからない
- 当日持っていけるチェックリストが欲しい
という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
かじたま
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目次
施設見学のチェックポイント【建物・設備】
高齢者施設の見学でチェックすべきハード面のポイントは次の4つです。
- 施設の外観
- 施設内のニオイ
- 共用スペース
- エレベーター
ここからは各項目について詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
かじたま
施設の外観
施設の外観はキレイに保たれていますか?
マダム
と思われたかもしれませんが、建物の周辺はどうでしょう?
ゴミが散らかっていたり、植物があるにも関わらずきちんと手入れされていない状態であれば危険信号。
なぜなら施設の外観を整備する職員が居ない=職員の数が足りていない可能性があるからです。
ちなみに私が勤めていた施設には立派な庭があったのですが、いつも事務員のおじちゃんが綺麗に整備してくださっていました。
はじめて来られる方やご家族からも『いつ来ても綺麗にしていて気持ちいいわ~。』とお褒めの言葉をいただいていたので、私が手入れをしているわけではありませんが誇らしかったです(笑)
かじたま
施設内のニオイ
見学する施設へ一歩足を踏み入れたとき、鼻に違和感はありませんか?
高齢者施設では排泄介助(オムツ交換)も行われているので、適切な処理や換気ができていなければ臭いがこもってしまうことも…。
ご家族が利用する場所だからこそ、空気が新鮮で気持ちよく生活できる場所であるかどうかも確認しておきたいですね!
かじたま
共用スペース
ご利用者が使っている共用スペースは清掃されていますか?
ほとんどのご利用者は共用スペースに集まって食事をされるので、食べ終わったあとは床に食べこぼしが…なんてことは日常です。
正直なところ食後は食器の片付けや口腔ケア(歯みがき)、トイレ介助などケアすることが多いのですぐに清掃することは難しいです。
ただ、食事前後に施設見学を予定することはあまりないと思うので(バタバタしているので…)、見学する際は床の様子をチラッと確認してみましょう。
- 食べこぼしがそのままになっている
- 床に物が落ちている
上記のような状態であれば、ご利用が転倒する可能性も高まるので個人的にはリスク管理が甘いかな?という印象を受けます。
かじたま
エレベーター
職員がエレベーターを使うとき暗証番号などを入力していますか?
高齢者施設では認知症のご利用者への対応策としてエレベーターを施錠していることも多いです。
というのも、認知症のご利用者は思い立ったら即行動!
足腰が丈夫な方であれば少し目を離した隙に外出されそうになっていた…なんてこともよくあります。
また認知症のご利用者だけに限らず、施設を利用している人はなんらかのサポートが必要な方ばかりなので、1人でエレベーターを使うことはとってもリスクが高いです。
暗証番号などがなく誰でも自由に使える状態であれば、ご利用者がエレベーターをどのように使っているのかをあらかじめ確認しておくと安心ですよ。
かじたま
施設見学のチェックポイント【人・サービス】
続いて、高齢者施設の見学でチェックすべきソフト面のポイントは次の3つです。
- 介護職員の言葉遣いや身だしなみ
- ご利用者の様子
- 見学担当職員の雰囲気
こちらはハード面に比べると注目する人も多いと思いますが、どんな理由でチェックした方が良いのかを解説しながらお伝えしていきますね。
かじたま
介護職員の言葉遣いや身だしなみ
施設見学では介護職員の言葉遣いや身だしなみを注意深く観察するようにしてください。
“注意深く“とわざわざ書いたのにはきちんと理由があります。
ここだけの話、なかにはご家族をはじめ外部の方が来られるときだけきちんとしている職員もいるんです…(笑)
とくに介護の現場ではご利用者にタメ口で話す職員も多いので、ふとした瞬間にポロッとタメ口が出ている人がいれば普段からそうなのかな?と思っておくといいですよ~。
タメ口の方が親しみやすいという言い分を耳にすることもありますが、敬語でも親しみやすさは出せます!
というか個人的にはタメ口を話している人は親しみやすいというよりもご利用者との距離感がなあなあなイメージなので、適切なケアができているとは言い難いです。
ご利用者は施設にとってお客様にあたるので、身だしなみを整え敬語で対応することが職員のあるべき姿ではないでしょうか?
かじたま
ご利用者の様子
施設見学の途中で出会ったご利用者はどんな様子ですか?
ご利用者が職員と楽しくやりとりしている施設は端から見ても微笑ましいものです。
共用スペースでご利用者同士でお話ししていたり、職員の手伝い(洗濯物畳みなど)をイキイキした表情でしていらっしゃるのであれば、『家族もこんな感じで利用するのかな~。』と安心感がありますよね。
それに比べてご利用者の姿が見えず、誰一人自室から出てこられない施設はちょっとなにかありそうな予感…。
そのような場合は見学担当の職員さんに『誰もいらっしゃらないですけど、みなさん普段はどんな感じで過ごしているのですか?』
と思い切って質問してみるのもおすすめですよ~。
かじたま
見学担当職員の雰囲気
施設見学を担当してくれた職員の雰囲気はどうでしょう?
多くの施設では施設見学を担当する職員は生活相談員です。
生活相談員はご利用者と施設をつなぐ橋渡し役を担っているので、利用前の契約や利用中の困り事など何かあったときに相談する相手だと思ってもらえるとわかりやすいかと思います。
そのため、話し掛けにくかったり、質問した答えを曖昧なままにするようであれば避けた方が無難かも…。
極端な話、困ったときに生活相談員が頼りにならず泣き寝入りするはめに…なんてこともあるかもしれません。
『この人だったら任せられるかな!』と思える生活相談員がいる施設を選ぶようにしてくださいね!
かじたま
高齢者施設の見学は事前準備が大切
高齢者施設の見学でチェックすべきポイントをお伝えしましたが、じつは見学前の事前準備も大切です。
事前準備とは『質問したい内容をあらかじめまとめておく』ことですが、なにを聞いておけば良いのかわからないという方もいらっしゃると思います。
そこで、事前準備を含む高齢者施設の見学に便利なチェックリストを作成したので、もし気に入れば印刷して活用してもらえると嬉しいです。あっ、もちろん無料です(笑)
かじたま
