かじたま
介護保険のサービスを利用するとき、ケアマネジャーはご本人やご家族の心強い味方になってくれます。
「そろそろ介護が必要かも…」と感じたときには、家族を担当してくれる人を探さなければなりませんが、マダムのように
マダム
と考えている人は、後悔してしまう可能性があるので要注意ですよー!
実はケアマネジャーには様々な資格を持った人が働いているので、人によって得意な領域が異なる専門職です。
そのため、選び方を間違えてしまうと「こんなはずじゃなかったのに…」という事態も招きかねません…。
そこで、今回は失敗しないケアマネジャーの選び方や信頼できる人の特徴についてお話させていただこうと思います!
- ケアマネジャーを探している
- 良いケアマネジャーの特徴を知りたい
- 担当のケアマネジャーが家族に合っているのか不安
という人におすすめの内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください♪
かじたま
ケアマネジャーとは?
2000年の介護保険制度の創設とともに誕生した資格で、介護を必要とする人と介護サービスを提供している事業所の橋渡し役を担う介護保険のスペシャリストです。
かじたま
ちなみに、ケアマネジャーに担当してもらえるのは要介護認定で要支援・要介護と判定された人で、利用料は介護保険から全額給付されるので無料です。
どんなサポートをしてくれるの?
かじたま
- 要介護認定の申請代行
- ケアプラン(介護計画書)の作成
- 介護サービスに関する連絡・調整役
- 月に1回ご利用者宅を訪問し、現状のヒアリング
- サービス担当者会議の開催
介護サービスを受けるために必要な手続きをはじめ、ケアプランの作成や利用予定の事業所との連絡・調整を行うことで、ご利用者が介護サービスをスムーズに使えるようにサポートしてくれます。
ケアプランがなければ、介護サービスを受けることはできない。
また、介護サービスを使いはじめてからも月に1回ご利用者の自宅へ訪問し、
ケアマネさん
など、生活上の困りごとや使っているサービス内容に不備がないかを確認してくれるので、担当のケアマネジャーはご利用者やご家族にとって心強い存在となってくれます!
かじたま
どこに行けば会えるの?
かじたま
- ケアプランセンター(居宅介護支援事業所)
- 地域包括支援センター
- 老人ホーム(入居介護施設)
地域包括支援センターに所属しているケアマネジャーは要支援の方をメイン、老人ホームに所属するケアマネジャーは自分が働いている高齢者施設のご入居者をそれぞれ担当しているので、おうちで介護生活を送っている人の大半は地域のケアプランセンターに所属しているケアマネジャーが担当しています。
ケアマネジャーを探すときは、近隣のケアプランセンターに問い合わせるようにすると、要支援に認定された人でも担当してもらえるので確実です!
かじたま
失敗しないケアマネジャーの選び方
さきほど「ケアマネジャーを探すときは近隣のケアプランセンターに問い合わせる」とお伝えしましたが、どこでもいいというわけではありません。
ここでは、担当ケアマネジャーの決まり方と選ぶときに意識しておきたいポイントについて簡単にお伝えしていきますね♪
担当はどうやって決まるの?
というのも、ケアマネジャーには担当できるご利用者の数に限りがあるので、基本的には問い合わせた時点で手の空いている人が上司から担当者になるよう指示されることが多いです。
もちろん例外も多々あり、私が勤めていた施設のケアマネジャーでは、ご利用者の状況によって新人ケアマネジャーが担当するのが難しい場合は、ベテランのケアマネジャーが担当するなど臨機応変に対応していましたよー!
裏技までとは言えませんが、担当してほしいケアマネジャーが事前に決まっている場合は、
マダム
と希望すれば、通ることも多かったように感じます(笑)
かじたま
ケアマネの得意な領域で選ぼう
かじたま
- 介護分野:介護福祉士、社会福祉士など
- 医療分野:医師、歯科医師、看護師など
どちらを選ぶかは自由ですが、ご家族に訪問看護などの医療的なサポートが必要なのであれば、医療分野が得意なケアマネジャーを選んだ方が絶対に良いです!
病気に関する知識や理解があるとさらに安心なので、必要な人は問い合わせの際に確認してみてくださいね♪
マダム
という人のために私の個人的な印象をお伝えすると、次のようになります(笑)
- 介護系のケアマネジャー:話好きで、親しみやすい。医療分野はちょっと苦手だけど、勉強しながら全力でサポート。
- 医療系のケアマネジャー:サバサバしていて、仕事に無駄がない。一見クールに感じるけど、熱いハートを秘めている。
かじたま
信頼できるケアマネジャーはこんな人!
ケアマネジャーも人間なのでいろんな人がいます。
ここからは、私が関わったケアマネジャーの中でも、ご利用者やご家族からの信頼が厚いケアマネジャーの特徴をご紹介していきますね!
話しやすい雰囲気を持っている
かじたま
当たり前ですが、話しやすくない人が担当だと「相談することが億劫になってしまう…」なんてことも十分あり得る話です。
ケアマネジャーはいつも笑顔で話しかけやすい雰囲気を持っている人を選ぶと、些細なことでも気軽に相談することができますよー!
実際に話しやすい雰囲気を持っている人は、気持ちに余裕があり仕事をテキパキとこなす人が多いので、ご利用者やご家族からの信頼度も高いです。
いろんな選択肢を提示してくれる
かじたま
家族に必要な介護サービスを提案してくれる人は、介護サービスに関する知識が豊富で優秀なケアマネジャーです!
たとえば、
マダム
ケアマネさん
マダム
というように、ご利用者の状況とご家族の意見にぴったりな提案をしてくれるケアマネさんは間違いなく凄腕です!(笑)
フットワークが軽い
かじたま
困ったことを相談してもなかなか動いてくれない人は問題外!
待ってる時間に状況が悪化することだってあります。
その一方で、ご利用者やご家族から相談を受けたらすぐ行動し、問題解決してくれるこんなケアマネジャーもいるんです!
ご利用者
ケアマネさん
ケアマネさん
デイ担当者
ケアマネさん
これは私の元上司であるケアマネジャーが、ご利用者に相談を受けてから約1時間くらいで追加利用を確定させた実話です。
同じ法人のデイサービスだから早く決まったということもありますが、私の知る限りでは他事業所であっても元上司の対応はめちゃめちゃ早く、ご利用者やご家族からの信頼はかなり厚かったです!
かじたま
おすすめしないケアマネジャーの特徴は?
かじたま
- 自分の考え方を押し付ける
- 質問してもすぐには答えられず、「あとで確認しておきます」ばかり
ほとんどはご利用者想いで仕事熱心な方ばかりですが、なかには上記のような人もいます。
自分の考えを押し付ける人については言うまでもありませんが、注目していただきたいのは「あとで確認しておきます」が多いケアマネジャーです。
一見すると、「きっちりした人やな~」という印象を受ける人もいらっしゃるかもしれませんが、答えられないということはご利用者に関する情報を把握していないということです。
もちろん、誰でもうっかりすることはあるので、たまになら問題はないのですが、何を聞いても答えがあやふやで「確認しておきます」という言葉ばかりが返ってくる人は個人的には信用できないと思っています。
かじたま
ケアマネジャーはおうち介護の強い味方!
ケアマネジャーは、自宅で介護生活を送っているご利用者やご家族の強い味方です。
かじたま
だからこそ、ご本人やご家族が信頼できる人をしっかりと見極め、おうち介護がちょっとでも楽になるようにサポートしてもらってくださいね!
スポンサーリンク